【用語解説】ランサムウェア

【ランサムウエアとは?】 ・ジャンル:マルウェア 【概要】 ランサムウェアとは(英語: Ransomware)とはマルウェアの一種です。ランサムとは日本語で身代金という意味でこのマルウェアに感染した場合の症状としては ①ハードディスクドライブを暗号化(暗号化ウイルス恐喝) ②システムを使用不能にする の二通りがあり、ユーザーに対して復旧したければ身代金を払えとのメッセージを送る。 ランサムウェアの原型は1989年と言われていますが2013年ごろから猛威を振るうようになりました。 世界的なサイバーセキュリティ企業のカスペルスキー社によると2014年度から2015年度にかけて5.8倍にも増加したとのことです。 ※Kaspersky Labが実施した2016年度の調査によると過去12か月のうちにランサムウェアの攻撃を経験したと回答した中小企業は、全体の42%にのぼり身代金を支払ったのはそのうち34%、しかし、支払った企業のうち約18%は、データを取り戻すことができなかったということです。 様々な方式のランサムウエアが生まれ(暗号化の方法や脅迫する内容などが違いますが)2016年現在、もっともポピュラーなマルウエアであることは間違いありません。それには理由があり、経済的利益を求める犯人から見れば、そのリスクの低さを言われています。ランサムウェアと同じくハッカーの標的となる機密情報の漏えいですが、たとえ首尾よく、価値ある情報を手に入れたとしても、情報を高額で購入してくれる相手を見つけなくてはなりませんし、その相手が裏切れば自分が捕まる可能性もあります。しかしランサムウエアの場合は攻撃を仕掛けた相手と1対1との交渉であり、また要求する身代金の額が比較的低いのでセキュリティの専門家に頼んで対応してもらうよりも払ってしまったほうが手っ取り早く解決すると考えてしまう被害者が多いことが、この種のマルウェアがさらに蔓延する理由となっています。しかしランサムウェアは完全な恐喝であり、身代金を支払っても確実に基に戻せる複合鍵を渡してくれる保証はありません。また一度支払うと犯罪者にとって簡単に屈するユーザーという情報が出回り、さらなる攻撃を誘発することにもつながります。多少面倒でも専門家に依頼し、対応することが求められます。 【対応方法】 多くのマルウェアと同じく事前のセキュリティ対策が有効になる。 〇ウィルス対策ソフト 〇UTMやファイヤウォールの設置 〇普段はネットワークから隔離されているストレージでのバックアップ 【対策を提供している企業】 〇カスペルスキー Kaspersky Anti-Ransomware Tool for Business 〇トレンドマイクロ ウイルスバスター™ コーポレートエディション

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