アットホーム 電子メール誤送信 2500人超のメールアドレスを漏洩

アットホーム株式会社によると、同社新築マンションPLEASEサイトに広告を掲載している取引先にメールを送信した際に、送信システムの不具合により、受信者のメール内にて他の送信先のメールアドレスが表示される、という事態が発生し、メールアドレスが流出したとのことです。

平成29年7月26日19時02分、同社より夏季休暇の案内メールを取引先に一斉送信する際に、本来送信先のメールアドレスが他の受信者の方のメール内に表示されないよう「BCC」に設定して送信すべきところを、システムの不具合により、送信先のメールアドレスが他の方に表示されてしまう「TO」に設定して送信されていたとのことです。
 同社は、送信後、「システムの不具合に気が付き、ご案内メール送信対象の皆様へお詫びをし、当該メールの削除をお願いしております。」としています。

【漏洩した内容と件数】

情報の項目:メールアドレス
情報の件数:2,955件
 ※現在のところ、本件に関して二次被害は確認されておりません。

【今後の対応】

個人情報の取扱いについて全従業員に周知徹底し、再発防止に向け管理体制を強化するとしています。また、メール送信システムについても、十分なテストを実施し、安全性を確認した上でメールを配信するよう手順を見直すとともに、今後一斉にメールを送信する際は、送信先数を制限することを徹底いたします。

<本件に関するお問い合わせ先>
アットホーム株式会社
カスタマーセンター 個人情報保護窓口
TEL:045-330-3412
メールアドレス: customer@athome.jp

情報漏洩の一番多い原因は人的による原因です。もちろん、ミスと意図的に行う犯罪とありますがヒューマンエラーは日頃の教育が最も大切です。今回はメールのシステムの不具合とのことですので人的ミスとは言えないのかも知れませんが、何らかの事前にチェックする仕組みを取っておくべきと思われます。慣れが事故を起こしますので定期的な見直しが必要です。

詳細;アットホーム株式会社

<

『こんな会社が情報漏洩を起こす3つのポイント』セミナー (品川会場/参加費無料) 情報漏洩を起こしてしまった3つの実例を基に有効対策を解説します。