
主にパソコンや、スマートフォン上でオンラインで遊ぶゲームで不正アクセスが横行しています。オンラインゲームは個人を特定するためのアカウントを開設し、IDとパスワードでログインして遊びますが、このIDなどが他サービスの個人情報漏洩などで、同じパスワードを使いまわしていた場合、大規模なリストアタック攻撃を受け、不正アクセスされる場合があります。実はオンラインゲームは課金してゲーム上、とても有利なキャラクターを育成し、それをネットで販売する人がいます。大抵のゲーム会社はIDの転売を認めていませんがなかなかなくなりません。
このとき、自分で育てて、販売する人ではなく、他人のIDを盗み、その後、盗まれた人がログイン出来ないようにパスワードを変更しまた他人に転売します。盗まれたユーザーは折角、時間とお金をかけて育成してきたキャラクターを使えなくなるばかりか、最近のオンラインゲームではゲーム内でフレンド登録をしてチャットなどで友人を作ったりするため、友人達にも被害が及びます。
以下鳥取県警察も注意を呼び掛けています。
【相談事例】
オンラインゲームにログインしたところ、ゲーム内のアイテムなどが無くなっていた。
【対応の仕方】
ゲームによってはログイン履歴が確認できることがありますので、この機能を使って身に覚えのないログインがないか確認して下さい。見方がよく分からない等の場合は、その画面を印刷する、デジカメで撮影するなどして最寄りの警察署にご相談下さい。
ログイン履歴を確認して、身に覚えのないログインがあった場合は、オンラインゲームの事業者に対してIDの利用停止申請を行いましょう。放置していた場合、無用のトラブルに巻き込まれる(誰かがあなたのキャラクターを使って犯罪予告をするなど)おそれもあります。
といった対応が必要になります。
今回はオンラインゲームの話題でしたがIDとパスワードの使いまわしは非常に危険です。オンラインゲームだけでなくネットバンキングなども利用している方は絶対にパスワードの使いまわしはやめましょう。
詳細;鳥取県警察