ADサーバをアプライアンス製品で導入するにあたってはSynology社NASがおすすめです。
本来ファイル共有サーバのためのNAS製品なのですが、NAS以外の機能も豊富にあり、その中の一つにADサーバ互換機能があります。
ここではSynologyNASのAD機能に絞ってご紹介します。
SynologyNASはLinuxベースの独自OSで動作しており、安定した高速動作が期待できます。
SynologyNASの管理画面は、ブラウザからIDとパスワードでログインするだけで、簡単に管理することができます。

[管理画面(ログイン)]
管理画面は直観的に操作することができ、専任の情報システム担当者でなくても容易に操作可能です。

[アカウント管理(ユーザー追加)]
管理画面から容易にユーザーを追加・更新・削除ができます。ここからユーザーを追加すれば、PCへのログイン、ファイル共有サーバーへのアクセス、プリンタサーバーへのアクセス等が一元管理できます。

[機能管理(ポリシー設定)]
一般的なアプライアンス製品のADサーバ機能では、アカウント管理はできても機能管理(GPO)はできないケースが多いのですが、SynologyNASの場合、パスワードルールやパスワードを間違えた際のロックアウトルールを容易に設定することができます。また、管理用PCにGPOコンソールをインストールすることで、USBメモリの利用制限等のさらに詳細な機能管理も可能にしています。
当然ながら、ファイル共有サーバとしても動作しますので、ADサーバと連携したフォルダアクセス権を管理することができます。
また、バックアップの機能も充実しておりますので、万一に備えたシステム設計ができます。
SynologyNASでActive Directoryサーバーを構築することは、
アカウントと権限の一元管理を実現するための「導入コスト」と「運用コスト」と「運用の手間」を最も抑えられるソリューションです。
⇒SynologyNASについて詳しくはこちら
サイバーセキュリティソリューションズでは、ADサーバの導入前相談から、機種選定、導入作業、運用までを一貫して行っております。
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