
今日は、家庭(個人)でお使いのパソコンがウィルスに感染したらどうすればいいか?についてご説明します。
ポイントは
①ウィルスに感染したのかどうか、またどんな種類のウィルスに感染したのか?を確認する。
②ウィルス感染していた場合、駆除しましょう。
③関係組織に届け出ましょう。
の3つになります。今日は個人に限ってのお話です。企業の場合ではありませんのでご注意ください。具体的には企業の場合には証拠保全が必要の場合などがありますので初動が変わることがあります。
さて一口にウィルスといっても様々なタイプがあります。昨今、世間を騒がしている感染するとパソコンのデータを暗号化して使えなくする「ランサムウェア」や、無料アプリケーションをインストールするとパソコンに意図しない広告が表示される「アドウェア」と呼ばれるもの。またはスパイウェアのように感染していること自体が分らないものがあります。感染したみたい!とすぐ分ればいいのですが、いつの間にか感染していてパソコンの情報が外部に漏洩している場合もあるので、対策としては日頃からウィルス対策ソフトを導入し、定義ファイルは最新にし、定期的にウィルスチェックをかけてください。
感染が分かった場合で、お使いのパソコンにウィルス対策ソフトが入っていない場合は先ずは各メーカーの無料お試し版をインストールしてチェックしてください。
他にも有りますが代表的なところになります。いずれも30日の無料体験版が用意されていますのでこちらをダウンロード、インストールしてください。ちなみにWindows10以降に最初から入っているMSディフェンダーはほかのソフトがインストールされると自動的に機能停止することが多いです(当たってしまいますので)がしない場合は手動で切っておくといいでしょう。
これらのソフトを使ってウィルススキャンしてください。見つかった場合はそのまま駆除してください。ただウィルスが最新の場合は見つからない場合もあります。その場合は最も手っ取り早いのはパソコンを工場出荷時の状態に戻すリカバリ(初期化)することです。
さて一先ず、駆除出きればホットすることと思います。できなかった場合、個人向けサービスを行っている業者に頼むのも手ですが(申し訳ありません、弊社では行っておりません)最寄りの警察に届けるのがいいでしょう。最近はサイバー犯罪には警察、政府など行政機関も力を入れていますので相談にのってもらえます。
また独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)にも同様に相談窓口があります。
ご家庭で使用しているパソコンがウィルス感染すると皆さん、慌ててしまうようですがご自分でできることもあります。これらを先ずは粛々と対応するようにしましょう。