ランサムウェア対策②~ソフトウェア最新にしてますか?~

ランサムウェア対策 第2回目はソフトウェアのバージョン管理についてです。

ランサムウェアに限らず、ウィルス対策の基本は“PCのOSやソフトウェアを最新の状態にしましょう。”と謳っています。
具体的には下記ソフトウェアの脆弱性が狙われることが多いので、セキュリティアップデートを行わないとウィルス感染の危険にさらされることになります。
・Windows OS
・Adobe Reader(PDF)
・Adobe Flash
・Java
・Microsoft Office

あなたの会社の全てのPCが、最新の状態になっていますか?

なかなか全てのPCのソフトウェアのバージョンを把握することは難しいのではないでしょうか。
利用者個人に任せるしかない。というケースが多く見受けられます。「忙しい」「面倒」「よくわからない」といった理由で、アップデートを行っていない人はいませんか?

そんな時にお薦めなのが「カスペルスキー セキュリティセンター」です。
社内全てのPCのセキュリティ状況を一元管理することができるソフトです。

本来は、カスペルスキーのウィルス定義ファイルがちゃんと最新の状態になっているか、ウィルスに感染したPCはどれか、といったカスペルスキーのソフトを統合管理するためのソフトなのですが、機能の一つに脆弱性検知機能が付いており、全てのPCのソフトウェアの脆弱性情報も一元管理できるのです。
どのPCの何のソフトウェアがアップデートされていないか、すぐに把握することができます。


そして、「カスペルスキー セキュリティセンター」を強くお薦めする理由の1つが、カスペルスキーの法人向けセキュリティソフトを利用していれば、セキュリティセンターは無料で利用できることです。

セキュリティセンター自体があまり知られていないらしく、「カスペルスキーは使っているけど、セキュリティセンターってソフトは知らなかったよ。」というお客様も少なくありません。
元々カスペルスキーのウィルス検知率は高いと評判ですが、無料でセキュリティの統合管理ができることを考えると、セキュリティソフトはカスペルスキーに変えることが得策ですね。

さらに、カスペルスキー セキュリティセンターでは、Windows Updateが実行されていないPCがあった場合に、セキュリティセンター側からWindows Updateを実行することができるのです。
これなら、社員の人が「忙しい」「面倒」「よくわからない」という場合でも対応可能ですね。

ここまでが無料版セキュリティセンターでできることです。
有料版の「カスペルスキー Vulnerability and Patch Management」を利用すると、さらにサードパーティソフト(Adobe Reader・Flash・Java・Microsoft Office等)のアップデートもセキュリティセンター側から実行可能になります。
「カスペルスキー Vulnerability and Patch Management」まで導入すれば、PCの脆弱性管理は安心ですね。

「カスペルスキー セキュリティセンター」は通常、オンプレミスとして社内サーバのWindowsマシンにインストールしますが、サイバーセキュリティソリューションズ社では、「KSCクラウド」というクラウドサービスも提供しております。「KSCクラウド」なら、初期構築のコストや手間もかからずに手軽に始めることができます。

サイバーセキュリティソリューションズでは、お客様の社内システムやPCにあわせて「カスペルスキー セキュリティセンター」「カスペルスキー Vulnerability and Patch Management」の導入・設置・運用・保守を承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

⇒「KSCクラウド」サービスはこちら
⇒「PC脆弱性対策ソリューション(Kaspersky Vulnerability and Patch Management)」はこちら

【関連記事】
ランサムウェア対策①~その共有フォルダは安全ですか?~
ランサムウェア対策③~ウィルスから身を守る唯一の方法とは~

 

<

『こんな会社が情報漏洩を起こす3つのポイント』セミナー (品川会場/参加費無料) 情報漏洩を起こしてしまった3つの実例を基に有効対策を解説します。