
オンラインで印刷を請け負う株式会社ヤマジによると同社が運営するAMAZON出店アカウントに不正アクセスが確認されたため、その間に注文をうけた商品についてキャンセルしたとのことです。
【経緯】
平成29年4月25日23:30 AMAZONの出店アカウントに不正アクセスが行われ、意図しない商品の出品が25,000アイテムほど行われました。(総件数: 25000、正常に処理された件数: 22201、警告件数: 1、エラー件数: 2799)
平成29年4月26日0:00 注文メールが大量に届いたことから、事態が発覚しすぐに出品アカンウントの出店停止
【現状】
出品アカウントが万一まだ乗っ取られており、注文情報といった個人情報の流出の懸念があること。また出荷済ステータスに変更され注文が決済されてしまうこともあり、そうなると料金は頂戴し(口座情報も変更されますので)、商品は発送しないという違法行為が実行されることも懸念されることからこの間に届いた注文はキャンセルしたとのことです。
現在はAMAZONサポートへの報告や、アカウントセキュリティの強化を実施し、注文数が増加することなく事態は沈静化したとのことです。
※個人情報については、出品アカウント権限でできる弊社が調査する限りでは流出はなかったということです。
ただし同社によるとアカウントを乗っ取られた以降の商品や価格については同社の意図するものではない為、再び販売したり要望にお応えすることはないとしています。
先週ころからAmazonのアカウント乗っ取りが非常に多くなっています。乗っ取ったアカウントで商品を決済しても攻撃者に入金されませんが、攻撃者の目的は個人情報です。決済に使ったカード情報が抜き取られる恐れがあります。また乗っ取られたアカウントの運営者が個人だった場合、その対応だけで疲弊してしまいます。2重認証にするなどの対策をしましょう。
詳細;株式会社ヤマジ