
株式会社仙台放送によると平成29年10月2日、同社社員が業務用ノートパソコンを紛失し、仙台中央警察署に遺失物届を提出し、利用した交通機関等にも届け出を行っておりますが、現時点で発見されていないとしてお詫びと報告をしています。
【漏洩した可能性のある情報】
・ノートパソコンには弊社主催「東北・みやぎ復興マラソン2017」の
エントリー者データ約14,000人分
ボランティアデータ約1,000人分、合わせて約15,000人分の個人情報(氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス)
※なお、この中にはクレジットカードなどの決済情報は含まれていないとのことです。
同社によるとノートパソコンには、ログインパスワードが設定されており、直ちに情報が漏洩することはないとしていますが、「個人情報を含む機器を紛失するという事態を招きましたことについて、大変なご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。」とお詫びしています。なお現時点で本件による個人情報の不正使用などは確認されてないとしています。
【お問い合わせ】
仙台放送 東北・みやぎ復興マラソン2017 事務局
TEL:022-796-4818実は情報漏洩の原因は悪意を持ったサイバー攻撃よりも人的ミスが一番多く、中でも書類やパソコンの置忘れです。人間にミスをするなというのは無理がありますので、まずは自社の情報セキュリティポリシーをしっかりと見直し、不必要に情報を社外に持ち出せる環境の場合は規則で縛ったり、ソリューションを導入してデータをコピーできないようにするなどの対策が必要です。またどうしてもノートパソコンなどを社外に持ち出す必要があるときは、パソコンのハードディスクを暗号化するなどしたとえ、置き忘れたり盗まれたりしても情報の漏洩を防ぐような工夫も必要です。情報漏洩はうっかりミスでは利かないほどの被害をもたらします(ユーザーにも加害企業にも)。この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
詳細;株式会社仙台放送