成蹊中学・高等学校 中高教員 PC のウイルス感染 情報漏洩の恐れ

成蹊中学・高等学校によると、2/26(月)、中高教員の PC がウイルスに感染したことが確認されました。現在、中高だけでなく、学園情報セキュリティ委員会とも連携して調査や対応を行っているとのことですが、まだ感染した PC の特定には至っておらず、個人情報漏洩の恐れも可能性としてはあるとのことです。
同校はこの事態を深刻に受け止め、学園の情報セキュリティ委員会および関係各所にも報告し、現在、学園危機管理体制の下で対応を行っているとのことです。

【発覚の経緯および概要】
2/26(月)、中高職員が中高ネットワークの挙動やメール配信の異常について大学の高等教育開発・支援センターおよび学園情報セキュリティ委員会に報告。同センターによる調査の結果、2/23(金)21 時から 8 時間ほど、学外の特定サイトへ大量アクセスしたことが判明したため、すぐに同一ネットワーク内の全 PC を抜線、ウイルススキャンを実施。その後、異常通信は確認されておらず、また、個人情報の転載や漏洩の事実なども確認されておりませんが、3/5(月)現在、感染した PC の特定にはまだ至っていないとのことです。

【発生原因】
今のところbot ウイルスの可能性とのこと。感染経路は、不審メールの開封もしくは不正ソフトが組み込まれた Web サイトの閲覧であると推測されます。

【今後の再発防止策など】
組織的対策として、不審メールは開封しない、怪しいサイトは閲覧しない、アンチウィルスソフトは常に最新のものに更新する、などを再度徹底させるとともに、技術的対策として、異常通信を自動検知するシステムの導入を検討する予定。

【問い合わせ】
この件に関するお問い合わせなどは、成蹊学園企画室広報グループまでお願いいたします。
成蹊学園企画室広報グループ (Tel) 0422-37-3517


詳細;成蹊中学・高等学校

同校はウィルス対策ソフトは導入していたようですがそれ以外のセキュリティ対策が薄かったのかもしれません。ウィルス対策ソフトは一般的に既知のウィルス・マルウェアには威力を発揮しますが新種には弱い傾向があります。通常はウィルス対策ソフトに『ネットワークセキュリティ対策』を組み合わせての対策が主流になりつつあります。また万が一、マルウェアに感染し外部に情報を漏洩させようとしても、通信を見張るログを監視するサービスを受けていれば即座に気が付き、被害を最小に抑えることが可能です。

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