湖西市 マイナンバー1992人分を誤送付

静岡県湖西市によりますと、同市にふるさと納税をした人の通知書を納税者が居住するそれぞれの自治体に送付した際、関係ない別人のマイナンバーを記載して送付していまったと明らかにしました。

通常、ふるさと納税をした市外の方に、「寄附金税額控除に係る申告特例通知書」を後日、それぞれが居住する市町村に送付することになってますが、その際、リストを作成した表計算ソフトの記載ミスにより1992人の通知書に関して、納税者が居住する全国の174市区町へ2月7日付で送付したマイナンバーを別人のものを記載してしまったということです。

同市は全納税者を対象に謝罪の書面を送付し、誤ったマイナンバーを送付した自治体に正しいマイナンバーを記載した通知書を送付しなおすとのことです。

同市はご寄附いただきました皆様や関係自治体の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ありませんとしたうえで、今回の通知は、関係自治体の住民税担当部署への送付に限られているため、外部への流出は考えにくく、情報流出の影響はないものと考えているとのことです。
 また「今後は、ご寄附いただきました皆様のご厚意を裏切ることのないよう、書類のチェックなど誤りがないよう徹底してまいります。」と述べています。

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詳細;湖西市「寄附金税額控除に係る申告特例通知書におけるマイナンバー記載誤り」について


【サイバーセキュリティソリューションズの見解】

今回はサイバー攻撃ではなく、人的ミスによる情報漏洩の事例になります。実はこういったミスによる漏洩事件も後を絶ちません。パソコンやスマフォなどを外出先で忘れてきてしまったり、メールの宛先を間違えたりしてしまうケースも多いものです。デバイスの管理規定などを定めたセキュリティポリシーを策定し、セキュリティへの意識を高めることが大切です。またマイナンバーは非常にセンシティブな問題です。マイナンバーを扱うときは何倍も注意し、また担当者も複数でチェックするなど対策が必要です。

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