マイクロソフト Office 2007などサポート終了で最新バージョンへの移行の勧め

日本マイクロソフトは同社で開発提供しているビジネス系ソフトウェアOffice 2007、Visio 2007、Project 2007、SharePoint Server 2007 のサポートを終了するとして、最新バージョンへの移行を勧めています。

製品サポート終了に伴い、対象製品へのセキュリティ更新プログラムの提供も終了しています。
またマイクロソフトの提供する延長サポートが終了し、各メーカーからの必要なサポートも提供されない可能性があるため、業務に影響するさまざまなリスクが考えられ、移行を完了されていないユーザーの皆様には直ちに移行をされることをお勧めますとのことです。

【サポート終了によるセキュリティリスク】

サポートが終了すると、ソフトウェアに必要な更新が受けられなくなります。

仕様変更や新機能のリクエスト、無償サポートに加え、セキュリティの更新プログラムや、有償サポートなど、マイクロソフトが提供する重要な更新を含む、すべてのサポートが受けられなくなります。

セキュリティ更新プログラム サポート

サポートが終了したソフトウェアを使い続けることは、たいへん危険です。

同社は製品の発売以降に発見されたプログラムの不具合やセキュリティ上の問題点を修正するため、セキュリティ更新プログラムを提供しています。ウイルスなどの悪質なプログラムは、こうした問題点利用するため、コンピューターを安全にお使いいただくには、セキュリティ更新プログラムを定期的に適用することが重要です。マイクロソフトの延長サポートが終了すると、このセキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、セキュリティ上、たいへん危険な状態になります。できる限りサポート期限に余裕のある、最新のソフトウェアを使うようにしてください。

脆弱性が悪用される可能性は旧バージョンの Office の方が高い傾向にあります。
旧バージョンは何らかの影響を受ける脆弱性が 96%

最近猛威を振るっているランサムウェアはこのようなOffice系の脆弱性を悪用するものがほとんどです。常に最新の状態にしセキュリティリスクをできるだけ軽減するようにしましょう。

詳細;日本マイクロソフト

 

 

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