
名古屋市によると、同市の上下水道局のWebサイトに偽サイトが発見されたとして注意喚起を行っています。
誤ってアクセスすると、コンピューター・ウィルスに感染する恐れもあるとのことです。名古屋市によると現在、警察と相談し、この偽Webサイトを閉鎖できないかを検討しているとのことです。
【名古屋市による注意喚起は以下】
『名古屋市上下水道局サイトと誤認させるサイトの存在について』
名古屋市上下水道局の公式ウェブサイトや名古屋市公式ウェブサイトと誤認させるウェブサイトの存在情報が寄せられています。
正しいアドレスは下記のとおりですので、アクセスの際には間違いのないようご確認ください。
お問合せ
広報サービス課
電話番号:052-972-3608
ファクス:052-972-3710
【サイバーセキュリティソリューションズの見解】
1月の終わりから急に増えてきた印象のWebサイト改ざんではなく、いわゆるフィッシングサイトと呼ばれるサイトの存在が確認された事例になります。今回は実際にあるWebサイトの偽サイトの為、誤ってアクセスしてしまう可能性があります。また攻撃用のサイトにアクセスしただけで、ウィルスに感染する「ドライブバイダウンロード」という手法がありますので注意が必要です。話を戻して、ではどうやって本物のサイトを見分けるべきか、ですが今回のお名古屋市の注意喚起でも述べているように、URLを確認する手法がまず第一に先決です。しかし現実には、このような大丈夫だろうと頭から信じているようなサイトの場合、つい確認を怠りがちです。攻撃者もそこをまさに狙っているところなんですね。
「URLを確認する」以外には、このような公的機関のWebサイトは大抵は検索した場合、一番上位に表示されるはずです。そうでない場合は注意です。またメールなどで記載されているURLを安易にアクセスしないというのも大事です。
少しの注意で大部分の攻撃は防ぐことができます。
詳細;名古屋市上下水道局「名古屋市上下水道局サイトと誤認させるサイトの存在について」