SNSのLINEによると同社をかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を促しています。
LINEからの公式のお知らせに見せかけて、LINEアカウントを乗っ取るメールやトークの存在が報告されているということです。
それらのメールやトークにはIDやパスワード、電話番号を盗み取ろうとするリンクがあり、不審な内容のリンクは絶対にアクセスせず、メールやトークが届いても無視してくださいとしています。
フィッシングの手口は以下です。
1. メールやトークで連絡がきます
2. リンクを開くとログインを求める画面が表示されます
よく見ると、URLのアドレスバーは「line○○.××」とLINEに似せているだけの盗み取りのサイトです。
このような内容をLINEが送ることはありませんので十分注意してくださいとしています。
また、同社によると普段、送信しているメールのドメインは以下のとおりです。
@accept.line.me
@naver.jp
@line.me
@noti.naver.jp
@linecorp.com
上記以外のドメインから届いた場合は、LINEを騙っているメールアドレスからのメールなので注意してください。ただ、正直な感想としては5つもあるアドレスを覚えておくことは難しいと思います。
しかも最近では上記ドメインを偽装したメールによる盗み取り行為も確認されているようです。
ということでむしろLINEからこのようなセキュリティに関する注意喚起などをメールでご連絡することは一切ありません、とのことなので無視するスタンスの方が手っ取り早いでしょう。またLINEに限らず金融機関やそのほかのサービスでも基本的にメールで利用者に個別にメールを送ってくるということはあまりしません。もし届いた場合は無視するか、気になる場合はこちらから先方のWebサイトなどに確認する癖を付けましょう。フィッシングは昔からある古典的なサイバー攻撃ですが不正送金を目的とするなど直接的な金銭目的のために無くなることはありません。内容もますます巧妙になっていますので注意が必要です。
詳細;LINE