
米Adobe Systems Incorporatedが提供する「Adobe Flash Player 」の最新バージョンが公開されました(米国時間14日)。
今回のアップデートは脆弱性に対応した月例のアップデートになります。今回対応した脆弱性は13件です。しかし、今回注目されているのは、同社が設定しているセキュリティレベルが、4段階中最高の「Critical」ということで、最悪の場合、攻撃者にシステムを乗っ取られる恐れがあるとのことです。
【対象となるOSおよびバージョン】Windows、Mac、Linux、Chrome OS環境の「Adobe Flash Player」v24.0.0.194およびそれ以前のバージョン
【今回配信されたバージョン】
「24.0.0.221」
【目安となるアップデート対応時間】
72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデート
【今回対応した脆弱性は以下】
CVE-2017-2982
CVE-2017-2984
CVE-2017-2985
CVE-2017-2986
CVE-2017-2987
CVE-2017-2988
CVE-2017-2990
CVE-2017-2991
CVE-2017-2992
CVE-2017-2993
CVE-2017-2994
CVE-2017-2995
CVE-2017-2996なお、アップデートについては同社のWebサイトから無償で提供されているほか、自動更新機能を有効にしておけば自動でアップデートされます。以下のサイトからお使いのバージョンの確認およびダウンロードが可能です。自動アップデートにしていない、もしくは対応していないOSの方は至急ご対応お願いします。